ブログ放置気味なので書いていなかったのですが、凱、週1で学習支援学級に通っていました。

4年生の担任の先生に突然「そういう支援もあるんですが」って言われて「え?」って感じ。

話を聞くと授業中に歩き回って、通りすがりにクラスメイトにちょっかいを出していたらしい。

授業も全く聞かず、机を教卓の横に持ってきても授業中に工作をしたり、絵をかいたり…とにかく授業に参加しない。

初耳です。

今までどうだったのよ!?って感じです。

いや、私も落ち着きがなくて心配で、1年生の時に個人的に病院で見てもらったこともあったけれど
そこでは小学校を卒業する時には落ち着くって言われてた。
(そこは月に1回親が面談する。先生は先生で何かしら学校に働きかけてくれていたみたいだけど、それでどうなるの?的な感じで結局仕事が忙しくなったときに足が遠のいてしまった)

で、検査を受けて、数値的には問題ない。
すこし、IQが人よりも高くて授業が退屈なんだろう。
だけど、テストを受けている時の様子がやっぱり落ち着きがない。

まぁ、そういった判断で(病院でのテストではなく、あくまでも公的支援の場としてのテストなので病名とかそういった明確なものはなし)学習支援に通うことになりました。

それが4年生の1学期の事。

通っていく中で分かった凱のこと。

授業中の立ち歩き → 授業中にみんなと同じように席に座っていないといけなかったとは知らなかった。冷

危険なことをして叱られたとき → なぜ怒られるのかわからない・・・
ふつう噛み砕いても2,3言えばわかるであろうことも、10は噛み砕かないと理解できない。
(日常生活における想像力がかなり欠けている...)

宿題をすることと、宿題を提出することは全く別の事。
どんなに時間をかけて宿題を終わらせても、まったく提出していない
なぜ提出しないといけないのか理解できない

気が付けば学校指定のハサミを何本も持ってたり、定規を何本も持っていたり…
いや、定規は途中で先生がくれたりしたこともあったし私も似たものを探して買ったりしたので…だけど、ハサミはね…
 自分の机に誰かが置き忘れていたのをみて、自分のだ!って判断してマジックで名前もしっかり書いて引き出しの中へ…
 なんでも飲み込んでしまうブラックホールな凱の引き出しに少しづつハサミが貯まっていったらしい
 
そんな中、上級生になった凱はソフトボールでも厳しい立場に…
1年生からいること。
レギュラーでショートを任されたこと。(人数が少なかったため2年生からレギュラー。他チームと合同になってもそのままレギュラーを保持していた)
しかし、言われたことができない。(後から考えると、やらないといけないということや言われた事が理解できていない?)
他チームの同級生は和気藹々としていて、凱も仲が良かったので一緒にやっていると叱られる。

モラハラ気味の父兄(夫婦)がいて、凱だけに厳しかった…らしい
(他のママさんたちに言われました)

凱もストレスでどんどんマイナスに…

その他諸々あり、話は戻り学習支援のテストの話になった時に、

「自分の子供にレッテルを張るんですか?
 自分だったらそんなことはしない。きちんと厳しくしつける」

と(モラハラ旦那さんに)言われたときに、

「あぁ、だめだ。」

と思いました。
実は奥さんだけだと思っていたんですよね。この時までは。

しつけってなに?
あぁ、この人とはきっとどこまで行っても交わることはないんだな…

この時までは監督やコーチ(のうちの一人がこの父兄の旦那さん)と相談しながら、やっていこうと思っていたのが、このままソフトを続けることが凱にとってプラスになるとは思えない。そう思うようになり、凱とも話し合ってやめることにしました。

この夫婦の息子君が6年生だったので、凱も落ち着いて息子君も卒業したらまた考えることにして…

テストを受けて結果が出るまでの間、ソフトをお休みしていたんですが、退部の話をしに監督のところへ…

その時に奥さんの攻撃がさらにUPして(自ソフト部員に対する態度が)すごいことになっていると聞き、あぁ休ませていてよかったななどと思いつつ、部を去ることになりました。

その後、他のママさんの話で、モラハラ旦那さんも本当にそういう人だったんだ…的な確信を得たりしつつ

凱の学校に対する認識が少しづつ改善されつつ

家を出て親子三人で暮らすようになり、凱の爪噛みが全くなくなったり

担任の先生が新しく他校からやってきて(後で聞いた話によると新5年生の為に校長先生が教育委員会に依頼して探し出して呼んだそうだ)クラスは引き締まり
(もともと、半崩壊気味のクラスでした)

凱も半狂乱になりながら宿題をやって提出するようになりガーン
(それなら、何度も声掛けをされている時に宿題をすればいいのに毎日後悔だけを繰り返して、改善はされません…なく


お友達とのトラブルも多少は減っていき
(とはいえ、いやな気持になるが理解できない凱は、まだまだやらかしていますが…
 実際に自分がされても、それがいやがらせだったりイジメじみていたものだったりしても、いやな気持にもならず、そういう意図があるなどと気づきもせず過ごしているので、どうやっていやな気持とやらを理解させるといいのかがわかりませんもぉだめ・・・
 ただ、最近気づいたことは、「凱のクラスにいじめはないんだ!」と思っていたのが、「凱にいじめというものが理解できないから私にはそう見えていたんだ」ということです。
 実際にいじめがあっているとかっていう話は別問題として...)

でも、「嫌な気持」が理解できないというのは、これからどう教えていけばよいのかわからず、本当に難しい問題だと思います。

そんな新たな問題を発見した中、学習支援の卒業が近づいています。
毎週、仕事中私用外出して凱の送迎を続けて1年以上経ち、10月末に卒業です。

卒業の理由としては、
・学校生活を理解した
・友達とのトラブルも改善した
・入所時の目標を達成した

ということです。
凱本人は、学習支援が大好きで楽しみにしていたのでかなり落胆しています。
(凱が楽しみにしているので、クラスメイトも「自分も行きたい!」という子が何人かいたみたいです)

でも一歩前進。といったところでしょうか…

先日、凱を病院に連れて行ってきました。
が、残念ながらその日は担当の先生がお休みでまだ未受診。

病院に行って、診断結果次第ではお薬が処方されて…と、もっと凱にとって生きやすい環境を作ってあげれるかもと期待しています。

また、改めて病院に行くことにして、今は日々凱の「宿題が終わらない!もぅ、絶対無理!明日休む!!」と戦っていきたいと思います。

そして、ソフトも…

まだ、未定ですが、最近少しソフトを復活させたい気持ちもあるみたいです。

やめてから、ずっとママさんたちに「戻っておいでよ」と声掛けをいただいていて、本当にうれしく思っています。

また復活したら、皆さんよろしくお願いします。